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SAP、月例パッチ13件をリリース - 重要度がもっとも高い「HotNews」は2件

また「SAP NetWeaver AS ABAP」「同ABAP Platform」において、認証をバイパスされるおそれがある脆弱性「CVE-2021-38178」を修正した。CVSS基本値は「9.1」とレーティングされている。

このほか重要度が「高(High)」のアドバイザリ1件や、「中(Medium)」とされる10件を新規に公開している。

あわせて2018年4月に公開したアドバイザリ1件についてもアップデートとし、重要度を「HotNews」として注意を呼びかけた。

今回同社が修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2020-10683
CVE-2020-11023
CVE-2021-23926
CVE-2021-38178
CVE-2021-38179
CVE-2021-38180
CVE-2021-38181
CVE-2021-38183
CVE-2021-40495
CVE-2021-40496
CVE-2021-40497
CVE-2021-40498
CVE-2021-40499
CVE-2021-40500

(Security NEXT - 2021/10/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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