Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

コロナ禍2度目の夏期休暇 - パッチチューズデーと重なるおそれも

2021年は、各社が定例セキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」を日本時間8月11日に控えている。すでにゼロデイ脆弱性が一部で公表されており、定例更新にあわせてアップデートがリリースされる可能性もある。

休暇明けには、通常業務に取りかかる前に、OSやソフトウェアにおいて修正プログラムなどが公開されていないか確認し、セキュリティ対策ソフトなど含めて最新の状態へ更新することが重要となる。休暇中に持ち出した機器は、マルウェアを持ち込まないよう、ネットワーク接続前にしっかりチェックしたい。

休暇中に届いたメールについても、取引先や顧客などの関係者を装ったフィッシングメールやマルウェアメールなどが紛れ込んでいる可能性がある。作業に追われる休暇明けは、対応が甘くなりがちだ。一見問題ないように見えるメールについても、添付ファイルやURLは安易に開かないよう細心の注意が求められる。

(Security NEXT - 2021/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

中国支援の攻撃グループ、世界規模で通信など重要インフラを攻撃
通販サイトでの「ウェブスキミング」に業界団体が注意喚起
先週注目された記事(2025年8月17日〜2025年8月23日)
先週注目された記事(2025年8月10日〜2025年8月16日)
先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)
米政府、「Exchange Server」脆弱性で緊急指令 - 週末返上での対応求める
8月の定例パッチ公開は日本時間8月13日 - 「盆休み」直撃
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
先週注目された記事(2025年7月27日〜2025年8月2日)
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増