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15.7%が1つのパスワードを使い回し - 半数は「2〜4種類」

オンラインサービスで利用するパスワードの管理方法については、「記憶している」が48.5%でもっとも多い。「紙にメモしている」が32.7%、「スマートフォンに保存」が23.0%となったほか、「パソコンに保存(12.7%)」「メモアプリに保存(8.1%)」との声も聞かれた。

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オンラインサービスで利用するパスワードの種類(グラフ:PayPay銀)

パスワードの種類を尋ねたところ、47.6%と半数近くが「2〜4種類」を使用。

次に多かったのが「1つのパスワードを使い回している」で15.7%だった。「5〜9種類(19.0%)」「10〜19種類(7.8%)」「30種類以上(6.5%)」と続いている。

またパスワードの内容を見ると、62.0%は推測されやすいパスワードを使用していないと回答。

一方、8.8%は名前や単語などをそのまま使用、アルファベットと数字が混在しない、電話番号や生年月日など、第三者によって類推されやすいパスワードを基本的に使用していた。29.2%についても一部で「推測されやすいパスワード」を使用しており、あわせて38.0%にのぼる。

(Security NEXT - 2021/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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