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15.7%が1つのパスワードを使い回し - 半数は「2〜4種類」

約半数がオンラインサービスのパスワード管理を「記憶」に頼っていることがわかった。また約6人に1人は、1種類のパスワードをすべてのサービスで使い回しているという。

PayPay銀行が6月24日から29日にかけて、自身の銀行口座を持つ10代から50代までの男女を対象にアンケート調査をインターネットで実施し、結果を取りまとめたもの。1000人が回答した。

オンラインサービスのセキュリティ対策について尋ねたところ、16.8%が「とても意識している」と回答。「意識している(49.5%)」とあわせると66.3%にのぼる。

実施しているセキュリティ対策は、40.4%が「2段階ログインの設定」と回答。「複雑なパスワードの設定(28.8%)」「パスワードの定期的な変更(22.3%)」「スマホの生体認証の利用(21.0%)」「パスワードの使い回しをしない(17.1%)」と続く。28.8%は「特に意識していない」と答えた。

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オンラインサービス利用時に行っているセキュリティ対策(グラフ:PayPay銀)

(Security NEXT - 2021/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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