Adobeの複数製品に深刻な脆弱性 - アップデートを公開
Adobe Systemsは現地時間7月13日、複数製品に対して深刻な脆弱性を修正するセキュリティアップデートをリリースした。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせて、セキュリティアップデートを公開したもの。「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」をはじめ、「Adobe Illustrator」「Adobe Framemaker」「Adobe Dimension」「Adobe Bridge」向けに用意している。
いずれのアップデートも、同社による重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性の修正が含まれる。ただし、アップデートをリリースした時点で、脆弱性の悪用は確認されていない。
適用優先度に関しては、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」については、30日以内を目安とする「2」とされているが、他製品については、任意のタイミングでアップデートを実施するよう求める「3」とした。
(Security NEXT - 2021/07/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Cisco、セキュリティアドバイザリ15件を公開
ウェブホスト管理ツール「CyberPanel」に脆弱性 - ランサムウェアが悪用
10月の脆弱性悪用警告は17件、前月の約3分の2に - 米CISA
リコー製プリンタや複合機など142機種に深刻なRCE脆弱性
「Veeam Backup Enterprise Manager」に脆弱性 - 認証回避のおそれ
HPE Aruba製アクセスポイントに複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Android」にセキュリティアップデート - 一部脆弱性は悪用も
JetBrains、10月のアップデートで複数製品の脆弱性18件を修正
米CISA、脆弱性4件の悪用について注意喚起
テンプレエンジン「Twig」にサンドボックス回避の脆弱性