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「AWS Client VPN」に権限昇格の脆弱性 - macOS版のみ影響

macOS向けに提供されている「AWS Client VPN」のクライアントに権限昇格の脆弱性が明らかとなった。

「AWS Client VPN」は、「AWS」やオンプレミス環境へトンネリングによる保護されたアクセスを提供するAmazonのマネージドVPNサービス。

現地時間2025年10月7日にセキュリティアドバイザリを公開し、クライアントソフトに判明した脆弱性「CVE-2025-11462」について明らかにした。

API経由でローカル環境で権限の昇格が可能となりroot権限でコードを実行されるおそれがあるという。

ログファイルのシンボリックリンク作成時に不備が存在。ログローテーション時においてログの出力先を正しく検証しないことに起因するとしている。

(Security NEXT - 2025/10/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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