Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SAP、月例パッチをリリース - あらたに脆弱性13件を修正

これらにくわえて、前回6月に修正した「CVE-2021-27610」や2018年8月にアップデートをリリースした「Google Chromium delivered with SAP」など2件のアドバイザリについてもアップデートしており、適用優先度を4段階中もっとも高い「Hot News」として引き続き注意を呼びかけている。

また重要度が「中(Medium)」とされる「SAP Process Integration」の脆弱性「CVE-2021-27604」についても、アドバイザリをアップデートを実施し、あわせて対応を求めた。

今回のアドバイザリで対応が呼びかけられている脆弱性は、CVEベースで以下のとおり。

CVE-2021-27604
CVE-2021-27610
CVE-2021-33667
CVE-2021-33670
CVE-2021-33671
CVE-2021-33676
CVE-2021-33677
CVE-2021-33678
CVE-2021-33680
CVE-2021-33681
CVE-2021-33682
CVE-2021-33683
CVE-2021-33684
CVE-2021-33687
CVE-2021-33689

(Security NEXT - 2021/07/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

脅威情報共有基盤「MISP」がアップデート - 2件の脆弱性を修正
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
組織向けコラボツール「Mattermost」に脆弱性 - 「クリティカル」も
SWITCHBOT製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
「Fluent Bit」に認証回避やRCEなど脆弱性 - アップデートで修正
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
米当局、工場設備向け「ScadaBR」のXSS脆弱性悪用を警告
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数