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検定合否情報など含むファイルをメールに誤添付 - 企業環境リスク解決機構

産業廃棄物に関するセミナーや検定などを実施している一般社団法人の企業環境リスク解決機構は、メールマガジンに配信先リストを誤って添付し、そのまま配信するミスが発生したことを明らかにした。

同機構によれば、6月10日11時過ぎ、同機構が過去に主催した検定試験やセミナー、教材に申し込んだ顧客1976人に配信したメールマガジンにおいて、顧客の個人情報が含まれる表計算ファイルを誤って添付したもの。

問題のファイルには、メールマガジンの配信先となる顧客1976人に関する氏名、法人名、メールアドレス、検定試験の合否情報などが記載されていた。

メール配信システム上で、配信先と添付ファイルの設定ボタンを見誤り、送信してしまったという。受信者からの指摘で問題が判明した。

同機構は、送信から約50分後に対象となる顧客へメールで謝罪。誤って送信したメールの削除を依頼した。今回の問題を受け、個人情報に関する従業員教育や、メールマガジン配信時における承認体制、執行体制の見直しなど実施するとし、体制が改善されるまでメールマガジンの配信を停止する。

(Security NEXT - 2021/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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