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MS、6月の月例パッチをリリース - 脆弱性6件がすでに悪用

今回修正された脆弱性49件のうち、6件に関してはすでに悪用が確認されている。同社はこのうち「CVE-2021-33742」に対してのみ「クリティカル」と評価している。

「Windows MSHTMLプラットフォーム」で明らかとなった脆弱性で、リモートよりコードを実行されるおそれがある。CVSS基本値は「7.5」と評価した。

のこる5件の脆弱性については、悪用は確認されているものの、重要度については1段階低い「重要」とレーティングされている。

ただし、単独で大きなインパクトを及ぼさなくとも、他脆弱性と組み合わせて利用される可能性なども考慮し、すでに悪用が確認されていることからも警戒が必要となる。

「Microsoft DWM Coreライブラリ」における権限昇格の脆弱性「CVE-2021-33739」については、悪用が確認されているだけでなく、すでに公開されている。またCVSS基本値は悪用が確認されている脆弱性のなかで最も高い「8.4」だった。

(Security NEXT - 2021/06/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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