Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

FBI、「FortiOS」脆弱性について再度注意喚起 - 5月以降も被害が

米連邦捜査局(FBI)は、Fortinet製機器に搭載されている「FortiOS」の脆弱性を狙った攻撃が引き続き発生しているとして、あらためて注意喚起を行った。

「FortiOS」において明らかとなっているディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2018-13379」や、認証回避の脆弱性「CVE-2020-12812」、LDAP サーバになりすまして機密情報の窃取が可能となる「CVE-2019-5591」など、既知の脆弱性に対する攻撃が引き続き発生しているとして注意喚起を行ったもの。

3月より組織内部へのアクセス経路を獲得しようとする攻撃を観測しているとして、これまでもFBIと米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では注意を呼びかけてきたが、5月に入ってからも米国内の地方自治体の脆弱な「FortiGate」がAPTグループによって攻撃を受け、ウェブサーバが侵害される被害が発生しているという。

攻撃者は、ネットワーク内部で活動する際に「ドメインコントローラ」や「サーバ」などにおいてアカウントを作成しており、これまでも「WADGUtilityAccount」といったユーザー名が攻撃者によって悪用されていることがわかっているが、今回あらたにユーザー名として「elie」を使用していることがわかった。

侵害時に作成するアカウントは、既存のアカウントに似せて作成される場合もあるとして、FBIではこれら事例に限らず、あらたに作成されたり、覚えのないアカウントがないか確認するよう求めている。

(Security NEXT - 2021/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox 147」を公開、脆弱性16件を修正 - 「クリティカル」も
米当局、悪用が確認されたWindows「DWM」の脆弱性に注意喚起
笹だんご通販サイトの不正アクセス - 影響範囲が判明
「FortiSIEM」にクリティカル脆弱性 - 未認証RCEのおそれ
「FortiOS」にバッファオーバーフローの脆弱性 - アップデートで修正
「Adobe ColdFusion」に緊急性高いRCE脆弱性 - 依存関係に起因
Google、「Chrome 144」をリリース - 脆弱性10件を解消
2026年最初のMS月例パッチが公開 - ゼロデイ含む脆弱性114件に対応
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処
外部アプリ保有の会員情報が流出、原因など調査 - スマレジ