従業員がスミッシング被害、顧客情報流出の可能性 - ニトムズ
日東電工の子会社で日用品製造などを手がけるニトムズは、従業員がフィッシングの被害に遭い、取引先の情報などが流出した可能性があることを明らかにした。
「SMS(ショートメッセージサービス)」を用いたフィッシング、いわゆるスミッシング攻撃による被害が発生したもの。同社によれば、4月30日に従業員が業務用端末で受信した外部事業者を装ったSMSに対して、誤ってアカウントとパスワードを入力。同アカウントに対して第三者より不正アクセスが行われたという。
今回の不正アクセスにより、取引先担当者の氏名、会社名、電話番号のほか、取引先担当者の名刺情報などが外部に流出した可能性がある。件数などは明らかにしていない。本誌取材に対しては「回答は控えたい」としてコメントは得られなかった。
同社では、対象となる取引先の担当者へ個別に経緯を説明して謝罪。個人情報保護委員会には5月12日に報告済みだという。
(Security NEXT - 2021/05/28 )
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