Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウェブサーバが侵害被害、「なりすましメール」送信 - 京都のデザイン会社

デザイン会社のビジュアルアートセンターは、サーバを侵害され、なりすましによるフィッシングメールが送信されたことを明らかにした。個人情報も流出したおそれがあるという。

同社によると、同社ウェブサーバが侵害され、複数のなりすましによるフィッシングメールが複数送信されたことを8月17日に確認したという。

ウェブサイトについても改ざんされ、サーバ内のデータが消失したことがわかった。

また侵害されたことで、同社配信システムに登録されていたメールアドレスや、サーバに保存されていた約1カ月分のメールデータに含まれるメールアドレスや氏名などが外部に流出しらおそれがある。

問題の発覚を受けて、同社より届いた不審なメールを開封したり、URLをクリックせず、削除するよう注意を呼びかけた。

また同社ではサーバ内のメール配信システムを削除し、サーバのパスワードを変更。個人情報保護委員会へ報告するとともに警察へ相談を行っている。

(Security NEXT - 2024/08/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
SwitchBot製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
口座振込の確認メールを「CC」送信、メアドが流出 - 大阪市
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD
医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
問合窓口担当者が外部サイトで顧客電話番号に関する不適切投稿 - JR東日本
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
米当局、工場設備向け「ScadaBR」のXSS脆弱性悪用を警告