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持出情報同期したクラウドアカウントがフィッシング被害 - 千葉大付属病院

同医師は、翌4月26日に同院へ事態を報告。クラウドサービスへパスワードを誤入力することでアカウントをロックさせたという。

問題のアカウントには、その後もアクセスできておらず、クラウド上より関連するデータについて削除できない状態となっている。

同院では、4月28日に対象となる患者に対して、経緯を報告し、謝罪する文書を発送した。

これまでも個人所有のパソコンへ患者の個人情報を保存することを禁止しており、やむを得ず保存する場合に匿名化するよう職員に求めてきたが、実施されておらず管理体制に不備があったとして、あらためて職員に対して情報管理の徹底を求めた。

(Security NEXT - 2021/05/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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