デジタル署名検証ガイドラインを公開 - JNSA
日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、「デジタル署名検証ガイドライン第1.0版」を公開した。
署名者やデータの真正性を公開鍵暗号技術により検証できるデジタル署名では、検証ツールへの依存が大きく、ツールによって判定結果が異なると、デジタルデータの流通にも支障が出ることからガイドラインを取りまとめたもの。
2013年にタイムビジネス協議会(TBF)が作成した「電子署名検証ガイドライン」を引き継ぎ、更新したもので、署名検証システムやサービスの利用者、調達者、開発者を対象としている。
特にデジタル署名のなかで規格が整備されており、相互運用性や流通性に優れた先進電子署名(AdES)の検証処理を対象としており、用語の定義や署名の基本概念とデータ形式、署名検証の概念モデル、検証の詳細要件など収録したほか、準拠すべき規格と参考文献なども示している。
(Security NEXT - 2021/04/16 )
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