カプコンへの不正アクセス、侵入経路は予備に残した以前のVPN機器
不正アクセスの原因となった同機器は、すでに廃棄済みとしている。具体的なメーカーや機種、脆弱性などについては、「詳しい情報を公開すると他組織に影響を及ぼすおそれがある(同社広報)」などとして、コメントを避けた。
あわせて同社は、流出が確認された個人情報の件数について、1月12日に発表した1万6415人から、1万5649人へと下方修正した。
流出の可能性がある個人情報の最大件数については、従来発表から変わりないとしている。情報流出が確認された関係者には、個別に連絡し、経緯説明を行っている。
警察による捜査は、現在も継続しているが、同社における不正アクセスの調査は今回の報告をもって終結するという。
(Security NEXT - 2021/04/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「ブラックフライデー」狙いのドメイン取得増加 - 偽通販サイトに警戒を
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
WatchGuardのVPNクライアントに脆弱性 - Windows版に影響
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「WatchGuard Firebox」の深刻な脆弱性、PoC公開で悪用リスク上昇
「FortiOS」で複数脆弱性を解消 - 8月に緩和策講じたゼロデイ脆弱性も修正
「AWS Client VPN」に権限昇格の脆弱性 - macOS版のみ影響
一部サーバでランサム被害、データ転送量は限定的 - HAホールディングス

