Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

愛知県、コロナ患者情報誤公開で懲戒処分 - 作成から公開まで1人で担当

愛知県は、同県ウェブサイトで新型コロナウイルス感染症患者の個人情報を誤って公開した問題を受け、3月26日付けで減給など懲戒処分を実施した。

同問題は、2020年5月5日9時半ごろから同日10時過ぎまで約45分間にわたり、同県の新型コロナウイルス感染症のページに、「新型コロナウイルス感染症県内発生事例一覧表」を誤って掲載したもの。

同リストには、患者の氏名、入院先や転院先の医療機関、入院日、退院日、発生届提出保健所、クラスターの名称、分類など、非公開情報を含む患者490人に関する情報が記載されていた。

健康対策課新型コロナウイルス感染症対策室でメディア対応やウェブページ全般など広報を担当する職員が、電話による問い合わせなどへの対応と並行して作業を行ったところ、表計算ファイルより非公開情報を含むシートについて削除し忘れ、そのまま公開してしまったという。

(Security NEXT - 2021/03/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

講座案内メールを誤送信、メアド流出 - 尾張旭市
ゲスト登録システムで不具合 - 愛知県のスタートアップ支援拠点
イベント応募フォーム掲載時に誤リンク、個人情報が流出 - 阿久比町
中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを商業施設で紛失 - 刈谷市
過去メールの引用からメール作成、BCC宛先が本文に - 豊田市
被留置者の個人情報含む文書が所在不明 - 愛知県警
会員の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 愛知県弁護士会
冊子発送先の個人情報を郵便局へ誤送付 - CCNC
美術館でメール誤送信、講座応募者のメアド流出 - 稲沢市
中学校で答案用紙などを紛失、成績には影響なし - 一宮市