Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

過去メールの引用からメール作成、BCC宛先が本文に - 豊田市

愛知県豊田市は、企業担当者向けにイベントを案内するメールを送信した際、過去にやり取りしたメールを引用して作成したことで個人情報が流出したことを明らかにした。

同市によれば、10月17日10時過ぎに同市の事業に参加した企業の担当者81人に宛てたイベント案内メールで、本文に受信者のメールアドレス、氏名、企業名、役職が表示された状態が発生したもの。

数日前に同じ宛先へ「BCC」を利用して送信したメールを引用してあらたなメールを作成したところ、前回送信時にBCCとして送信先に伏せられていた情報が本文内に記載され、気づかずにそのまま送信してしまったという。

送信から約1時間20分後にメールを受信した企業の担当者から電話で連絡があり問題が発覚した。同日対象となる担当者にメールで謝罪。その後電話であらためて謝罪し、メールの削除を依頼している。

(Security NEXT - 2024/10/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
NASとWi-Fiルータの初期パスワードに注意喚起 - バッファロー
NASがランサム被害、脅迫メッセージを確認 - 福祉サービスのNPO法人
NVIDIAのGPUディスプレイドライバや仮想GPUソフトに複数脆弱性
GitLabにXSSなど複数の脆弱性 - アップデートを呼びかけ
SonicWall「SMA 100」に脆弱性 - Googleが報告した攻撃との関連不明
「Sophos Firewall」に複数の「クリティカル」脆弱性 - 対象機器は1%未満