Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを商業施設で紛失 - 刈谷市

刈谷市の市立中学校教諭が、個人情報が保存された私物のUSBメモリを持ち出し、紛失したことがわかった。

同市によれば、10月4日17時ごろ、帰宅途中に立ち寄った商業施設で、個人情報が含まれる私物のUSBメモリを紛失したもの。商業施設から出る際にUSBメモリがないことに気づいた。

テストを作成するため、USBメモリへデータを保存したが、同USBメモリ内に753人分の成績処理データや通知表所見データなども保存されていた。

持ち出し簿に記載し、校長より許可を得ることで私物のUSBメモリを用いて個人情報を持ち出すことは可能だったが、手続きを経ていなかったという。暗号化などの対策も行われていなかった。

事態の発覚を受けて同中学校では、関連する生徒や保護者に対して謝罪。保護者会なども開催している。

(Security NEXT - 2024/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント参加者の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 東京都
市営住宅入居者の個人情報含むディスクを紛失 - 京都市
飲食店営業許可施設一覧に誤って個人情報を誤掲載 - 神奈川県
関係者向けメールを誤送信、訂正メール急いで発生 - 鳥取県
リフォーム業者口コミサイト、一部顧客情報が流出した可能性
「SonicWall Email Security」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Oracle Fusion Middleware」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も