Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Microsoft Exchange Server」に定例外パッチ - ゼロデイ攻撃が発生

いずれの脆弱性も一般に公開されていないが、「CVE-2021-26855」「CVE-2021-26857」「CVE-2021-26858」「CVE-2021-27065」の4件については、限定的な標的型攻撃に悪用されたことを確認しているという。

443番ポートへ信頼できない接続を許可している場合に脆弱性を悪用されるおそれがあり、アクセスを制限することで影響を緩和することができると説明。

インターネットから接続が可能な環境に対して優先的に更新を実施し、それ以外の環境についてもアップデートを実施するよう同社では呼びかけている。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2021-26412
CVE-2021-26854
CVE-2021-26855
CVE-2021-26857
CVE-2021-26858
CVE-2021-27065
CVE-2021-27078

(Security NEXT - 2021/03/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

脅威情報共有プラットフォーム「MISP」に脆弱性 - 最新版へ更新を
「Concrete CMS」に新板 - 複数脆弱性を修正
WP向けプラグイン「UserPro」に深刻な脆弱性 - 組み合わせで悪用容易に
防犯カメラ映像の閲覧に利用するブラウザ向けプラグインに脆弱性
Intel、セキュリティアドバイザリ31件を公開 - 重要度「クリティカル」も
「WebLogic Server」の既知脆弱性について注意喚起 - 米当局
「Adobe ColdFusion」のアップデートを呼びかけ - 米当局
最新ブラウザ「Firefox 120」がリリースに - 脆弱性10件を解消
オンラインストレージ構築ソフト「ownCloud」に複数の深刻な脆弱性
「glibc」の脆弱性「Looney Tunables」、悪用に警戒を