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外出自粛期間、子どもの6割がアダルトコンテンツに遭遇

国内において子どもの6割が、1回目の緊急事態宣言による外出自粛期間中、オンライン上でアダルトコンテンツなど刺激の強いコンテンツに接した経験があるとの調査結果をAVG Technologiesが取りまとめた。

同社が、2020年6月から7月にかけて日本や米国をはじめ、7カ国における子どものインターネット利用状況を調査し、結果を取りまとめたもの。日本の1547人を含め、グローバルで保護者と子どもあわせて1万2463人が回答した。

日本では、保護者の86%が、子どもが意図せずアダルトコンテンツにアクセスしてしまうことへ懸念を抱く一方、子どもの60%は、1回目の緊急事態宣言など外出自粛中にオンライン上でアダルトコンテンツなど刺激の強いコンテンツに接したことがあると回答した。

「フランス(81%)」「ドイツ(79%)」「米国(73%)」「イギリス(72%)」など他調査対象国と比較すると10ポイント以上低く、もっとも低いが、それでも半数を超えている。

インターネットの普及により、子どもと「性」に関して会話をする機会が増えたと回答した日本の保護者は38%。7カ国の平均である70%を大きく下回り、調査対象国でもっとも低かった。2番目に低い「ドイツ(56%)」とも差が開いている。

(Security NEXT - 2021/02/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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