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新コロ感染者情報、職員個人メアド宛の送信でミス - 和歌山市

和歌山市の保健所において、新型コロナウイルス感染者の個人情報含む会議資料を、誤って無関係のメールアドレスへ送信するミスが発生した。

同市によれば、1月19日20時過ぎに会議資料を職員個人のメールアドレスに送信したが、送信を依頼した際のメールアドレスに誤りがあり、第三者へ送信したもの。翌20日9時ごろメールアドレスに誤りがあることが判明した。

誤送信された会議資料には、新型コロナウイルス感染者414人の氏名、年齢、性別、入退院日、入院機関名、可能性のある感染経路、陽性確認日などが含まれる。

同市では1月20日10時に誤送信先のメールアドレスに対し、誤送信したメールの削除と同市への連絡を依頼。しかし返信はなく、翌21日にも同様のメールを再送信しているが、連絡が取れていないという。

同市では対象となる関係者へ電話で連絡を取り、謝罪している。また個人情報を含むメールの送信作業について見直しを行う。

(Security NEXT - 2021/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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