約1.6万人分の個人情報流出を確認、あらたな可能性も - カプコン
カプコンは、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受けた問題で、被害状況を更新した。1万6406人分の個人情報が流出したことを確認。流出した可能性がある個人情報は最大約39万人分としている。
同社はこれまで、個人情報の流出が確認された対象人数を9人としていたが、その後の調査であらたに1万6406人に関する情報流出を確認。内訳は取引先など3248人分、退職者や関係者など9164人分、従業員や関係者3994人分で、対象者は合計1万6415人となった。
流出した情報によって内容は異なるが、氏名や住所、電話番号、メールアドレス、人事情報などが含まれる。また売上情報、営業資料、開発資料、取引先情報などの流出もあらたに確認した。
流出した可能性がある顧客や取引先など、同社外部の個人情報についても更新。これまでより約4万人多い最大約39万人とした。採用応募者情報約5万8000人分について流出した可能性があらたに判明したという。
(Security NEXT - 2021/01/13 )
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