国内ネット通販大手、9割が「DMARC」未導入
国内通信販売大手の9割がドメイン認証技術「DMARC」を導入していないことがわかった。
日本プルーフポイントが、国内で通信販売を手がける売上高上位20社を対象にメール認証の状況について調査を実施したもの。
送信ドメイン認証技術である「DMARC(Domain-based Message Authentication Reporting and Conformance)」について、9割の企業が導入していなかった。
また「DMARC」を導入している1割の企業における適用ポリシーを調べたところ、もっとも厳しい「Reject」を設定している企業はなかった。
(Security NEXT - 2020/12/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
主要上場企業のDMARC導入が加速 - 本格運用はドメイン全体の5%未満
1月のフィッシング、独自ドメイン使用する送信元メアドが増加
日本のDMARC導入率13%、米豪と大きな差 - NRIセキュア調査
フィッシングURLが急増 - 4割近くが「Cloudflare Workers」のドメイン
フィッシング報告が大幅減 - 攻撃者も「DMARC」を意識
JPAAWG、GoogleやYahooの「大量メール送信規制」で緊急イベント
【特別企画】導入進む「DMARC」、一方で不安も - トラブル回避のコツは?
フィッシング報告が3割増 - 15万件超えで過去最高に
7割弱の主要上場企業がDMARC導入 - ドメインベースでは26%
フィッシングの報告が増加、悪用されたURLは大幅減