11月のフィッシング報告、初の3万件台で過去最多 - 上位5ブランドで9割
11月は「カードブランド」や「国税庁」など、従来の傾向とは異なるブランドをかたったフィッシングの増加も観測された。悪用されるブランドが増えることで対象となる受信者層も広がり、「はじめてフィッシングメールを受け取った」といった報告も目立ったという。
ショートメッセージサービス(SMS)を利用したいわゆる「スミッシング」の報告も増加。宅配業者の不在通知を装ったSMSにくわえて、あらたに「楽天市場」の発送通知を装った文面も報告された。
発信元情報をなりすましたSMSは正規メッセージと誤認する可能性が高いと指摘。ログインを促すようなメールやSMSを受信した場合は記載されたURLをクリックせず、正規のアプリやブックマークしたURLからログインして情報を確認するよう、同協議会ではあらためて呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/12/03 )
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