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ネットバンク利用者3割強が2要素認証を利用 - MMD調査

オンラインバンキング利用者において、3割強が2要素認証を利用しているとする調査結果をMMD研究所が取りまとめた。

同社が10月20日から29日にかけて18歳から69歳の男女4400人を対象に調査を実施し、結果を取りまとめたもの。

ネット銀行やオンラインバンキングについて、「現在利用している」あるいは「過去に利用していた」と回答した利用経験者は69.3%。一方「利用したことはない」とする回答は26.5%だった。金融機関を選ぶ基準としては、手数料の安さが62.1%と突出。セキュリティの信頼性を挙げた回答者は38.2%だった。

オンラインにおける金融取り引きに不安を感じるか聞いたところ、「不安を感じる」「どちらかというと不安を感じる」をあわせると、68.1%と7割近くが不安を感じていた。

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ネット上の金融取り引きに対する不安(グラフ:MMD研究所)

(Security NEXT - 2020/11/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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