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ネットバンク利用者3割強が2要素認証を利用 - MMD調査

ネット銀行やオンラインバンキングの利用経験者328人に、ネット上の金融取引時にセキュリティ対策として行っていることを聞いたところ、無回答だった12人を除くと、「口座取引履歴をこまめに確認する」が37.3%で最多。「2要素認証を設定する(34.8%)」「公共のパソコンで口座にログインしない(30.1%)」との回答も3割を超えている。

「OSやソフトウェアを常に最新の状態に保つようにする(27.8%)」「公共のWi-Fiを使わない(27.5%)」「セキュリティソフトをインストールする(25.6%)」「スマホのロックをかける(24.4%)」と続いた。

口座に紐づけているキャッシュレス決済を見ると、QRコード式のスマートフォン決済が29.1%、非接触型のスマートフォン決済が12.8%、カード型電子マネーが16.7%だった。

キャッシュレス決済を利用しつつも、銀行口座に紐づけていない利用割合を見ると、QRコード式のスマホ決済が23.1%、非接触型のスマホ決済が19.4%、カード型電子マネーが31.3%だった。

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オンラインバンキングで行っているセキュリティ対策(グラフ:MMD研究所)

(Security NEXT - 2020/11/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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