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Pマーク事業者による個人情報事故、2019年度は2543件

もっとも多かった「誤送付」の内訳を見ると、「メール」が23.2%、「宛名間違い」が15.7%、「封入ミス」が12.9%、「ファックス」が5.3%、「配達ミス」が2.3%だった。

また漏洩以外の事故としては、「誤廃棄」が66件でもっとも多く、「目的外利用」が47件、「同意のない提供」が12件、「内部不正行為」が8件だった。

事故を原因別に見ると、「手順などの不備、不注意、その他」が63%を占め、「規程、手順の不遵守」が23%、「システムなどの設定、構築ミス」が8%、「マルウェア感染、不正アクセス」が3%、「不可抗力」が2%、「従業者の不正」「不正、不法行為」が各1%だった。

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事故原因の傾向(グラフ:JIPDEC)

(Security NEXT - 2020/11/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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