Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米政府、医療分野を標的としたランサムウェアに注意喚起 - DNSで通信して検知回避

また「BazarLoader」の感染には、顧客からや労務関係の通知に見せかけたメールを悪用。

PDFファイルのダウンロードに見せかけた「Googleドライブ」などへのリンクを記載しており、ファイルを開くと、プレビューが失敗したと思い込ませて文書内のリンクをクリックさせ、マルウェアをインストールさせようとしていた。

CISAでは被害の低減に向けて、攻撃に利用されたIPアドレスなどの脅威情報をSTIX形式に取りまとめたほか、「Yaraルール」を用意。あわせてネットワークやランサムウェアにおける対策をアナウンスしている。

またランサムウェアによる攻撃は、新型コロナウイルス感染症へ対応する組織にとって影響が大きいと指摘。セキュリティ対策においてバランスを考慮し、投資する必要があると指摘している。

(Security NEXT - 2020/11/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売
ランサム被害が発生、製品出荷などに影響 - 業務用加湿器メーカー
ランサム被害で出荷停止、2日後より順次再開 - オオサキメディカル
ランサム攻撃でサーバやPC30台が被害 - 清掃用品メーカー
教員VPNアカウント悪用され侵入、不審検索履歴から発見 - 芝工大
サーバがランサム感染、情報流出は調査中 - ソフトウェア開発会社
ファイルサーバがランサム被害、データが暗号化 - 青果流通会社
ランサム攻撃、リモートアクセス機器経由で侵入 - サンリオ関連会社