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フィッシング被害で顧客情報流出のおそれ - ダイワボウグループ会社

衣料品の製造、販売を手がけるダイワボウアドバンスは、インターネットで商品を注文した顧客の個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、8月27日から9月11日にかけて、インターネットより同社に商品を注文した顧客や、注文に対して同社がメールで連絡を取った顧客の個人情報500件強が外部に流出した可能性があることが判明したもの。

9月11日にフィッシングメールを受信し、誤ってフィッシングサイトに同社が利用するメールアドレスのパスワードを入力してしまったという。

約2時間20分後にパスワードが詐取されたことに気づいてパスワードを変更したが、調査を行ったところ、その間に不正アクセスを受け、メール内容を閲覧された可能性があることを確認。氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど流出したおそれがある。

今回の問題を受け、同社では情報流出の可能性がある顧客に対し報告と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2020/10/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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