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交付前のマイナンバーカードが所在不明 - 和泉市

大阪府和泉市は、住民に交付する前のマイナンバーカード2件が所在不明になっていることを明らかにした。

同市によれば、ケースに保管していたマイナンバーカード1枚が見当たらず、捜索する過程で在庫確認を行ったところ、さらに別のカード1枚が所在不明となっていることが9月3日にわかった。今回の問題を受けて、同市では関係者に謝罪し、マイナンバーの変更手続きを進めている。

いずれのマイナンバーカードもシステムにおいて交付の記録が残っておらず、交付にあたっては本人が市役所へ来庁し、職員と本人が確認を行うことから、誤交付の可能性は低いという。

またカードは鍵付きの部屋で保管しさらに、鍵は金庫で保管されていることから、盗難の可能性も低いと説明。同市では、交付前の事務作業中に誤って廃棄した可能性が高いと結論づけている。

(Security NEXT - 2020/09/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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