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ボットアクセスやPWリスト攻撃を遮断するMSS - F5

F5ネットワークスは、クラウド型マネージドセキュリティサービス「Silverline Shape Defense」の提供を開始する。

同社はこれまでも「Silverlineマネージドセキュリティサービス」として「DDoS対策」や「ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)」を提供してきたが、2020年初頭に買収したShape Securityの技術を採用し、ラインナップを強化。国外では6月より提供しているが、準備が整ったとして国内向けサービスを開始する。

同サービスではトランザクションを監視し、機械学習のデータをもとにボットによるアクセスやパスワードリスト攻撃など、不正と見られるアクセスを検知、あらかじめ指定したページへリダイレクトすることで、不正利用を防ぐ。

また同サービスの提供にあたり、同社では国内リージョンを開設。レイテンシーの低減を図り、国外へのデータ送信を望まないユーザーの需要なども取り込みたい考え。

年契約で提供し、価格はオープン。参考価格として1契約あたり平均1000万円を見込んでいる。

(Security NEXT - 2020/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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