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A10、「ACOS 5.2.1」をリリース - DNSクエリの保護機能など追加

A10ネットワークスは、ネットワークゲートウェイ「A10 Thunderシリーズ」向けに最新OS「ACOS 5.2.1」を提供開始した。

「ACOS 5.2.1」では、DDoS対策機能を備えていないロードバランサにおいても、複数のメトリクスよりDDoS攻撃を検出し、発信元IPアドレスを抽出、遮断できる「ZBAR(Zero-day source Behavior Attack Recognition)機能」を追加した。

さらに、DNSクエリを暗号化する「DoT(DNS over TLS)」に対応したほか、悪意のあるホストへのDNSクエリを遮断する「DNS RPZ(Response Policy Zone)機能」を搭載。

マルチクラウド環境下でアプリケーション配信を適切に行うことを支援する「オートサービスディスカバリー機能」やトラフィックを自動制御する「レートリミット機能」なども備えている。

また同社は、ミッドレンジの新モデル「Thunder 3350-E」と「Thunder 3350」をラインナップに追加した。

(Security NEXT - 2021/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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