薬局ファックス番号を誤掲載、処方箋の誤送信が発生 - 大阪府
大阪府は、府内の薬局を検索できる同府ページにおいて、一部誤った薬局のファックス番号を掲載していたことを明らかにした。医療機関が誤った番号に処方箋を送信する事故が発生したという。
薬機法では、薬局が都道府県に一定情報を提供し、都道府県ではこれら情報を集約してインターネットなどを通じて住民へ情報提供する薬局機能情報提供制度が定められているが、同府によれば、同府サイトにおいて、薬局1店舗に関して、誤ったファックス番号を掲載していたという。
医療機関が同薬局へファックスを送信する際、第三者へ処方箋を送信する事故が発生。4月28日に医療機関より指摘があり問題が判明した。
同府では、2013年10月に薬局から報告された情報を職員がシステムに入力してウェブサイトに掲載しており、その際に誤りを見逃した可能性が高いとしている。
同府では同薬局や医療機関、誤送信先などへ事情を説明し、謝罪したという。
(Security NEXT - 2020/05/19 )
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