2020年1Qの脆弱性DB登録は4520件 - EOL「Windows 7」も件数上位に
登録された脆弱性を種類別に見ると、「クロスサイトスプリクティング」が636件で最多。「不適切な入力確認(310件)」「情報漏洩(305件)」「不適切な権限管理(290件)」と続く。
製品別の登録状況では、「Windows 10」が188件でもっとも多い。「Windows Server」が182件、「Windows Server 2019」が174件だった。上位20製品のうち、13製品がOS関連で、特に上位7製品は「Windows」関連となっている。
また1月14日にサポートが終了した「Windows 7」が103件、「Windows Server 2008」が105件でそれぞれ10位、11位にランクインしている。
産業用制御システムの脆弱性情報は118件。前四半期の156件から減少した。累計登録件数は2462件となっている。

登録された脆弱性の種類(グラフ:IPA)
(Security NEXT - 2020/05/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
1Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が低水準
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
1Qは「JVN iPedia」に8844件登録 - 「NVD」公開増加が影響
先週注目された記事(2025年4月6日〜2025年4月12日)
先週注目された記事(2025年3月30日〜2025年4月5日)
先週注目された記事(2025年3月23日〜2025年3月29日)
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
先週注目された記事(2025年3月9日〜2025年3月15日)
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に