政府の「インターネットの安全・安心ハンドブック」がバージョンアップ
政府は、セキュリティ対策の基本的な知識について解説した「インターネットの安全・安心ハンドブック」を提供しているが、最新版となる「同Ver 4.10」をあらたに公開した。
同資料は、インターネット初心者にもわかりやすく基礎的なセキュリティ対策について解説したハンドブック。内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が製作している。
2019年にメジャーバージョンアップとして「同Ver4.00」を公開。今回の「同Ver 4.10」は、同年6月にリリースされた「同Ver 4.03」からのバージョンアップとなる。
今回の改定では、「多要素認証」や「中間者攻撃」に関する記述について充実を図ったほか、「ハードディスク廃棄」の解説を更新。また「EV-SSL」の記載を修正したほか、コラムの追加などを行っている。
同ハンドブックはPDF版をNISCのウェブサイトより入手できるほか、電子書籍版を国内26の電子書店を通じて無料で配布。またスマートフォン向けにアプリも提供している。
(Security NEXT - 2020/04/21 )
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