Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2020年1Qセキュ相談、4.8%減 - 「不正ログイン」などの相談は増加

一方で、相談件数の増加が見られたのが、宅配業者による不在通知を装ったショートメッセージサービス(SMS)に関する相談。前四半期の312件を大きく上回る404件となり、29.5%増となった。

またSNSやネットショッピングサイト、クラウドサービスなどにおいて、本人以外の第三者がIDやパスワードを不正に取得してログインする「不正ログイン」に関する相談も27.0%増となり、前四半期を17件上回る80件へと増加した。

「マルウェア検出の偽警告」に関する相談も前期に続き、今回も増加している。マルウェアを検知したなどと不安を煽り、電話をかけさせて製品の購入やサポート契約に誘導する手口で、前四半期の402件から7.5%増となる432件だった。

(Security NEXT - 2020/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
「WordPress」における不用意な露出に注意 - 攻撃の糸口となることも
2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
上半期の不正アクセスによる検挙は188件 - 前年同期比19.3%減
Pマーク事業者の個人情報関連事故報告、前年度の約2.3倍に
不正アクセスの認知件数が前年比約45%増 - 検挙者は9.4%増加
2022年マルウェアの被害届出が約3倍に - 8割弱が「Emotet」