Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

プログラム改修ミスで料金を誤請求 - 東電子会社

東京電力エナジーパートナーは、一部顧客で実際より多く電気やガスの料金を引き落とす不具合があったことを明らかにした。

同社によれば、3月10日から18日にかけて口座振替やクレジットカードで料金を納めた顧客のうち、999件において、実際より高い電気やガスの料金を請求したもの。料金の計算や請求を行うシステムの不具合が原因で、顧客からの問い合わせにより問題が判明した。

同システムで処理能力を向上させるためにプログラムを改修したところ、不具合が発生。金融機関に請求するデータを作成する際に実際の料金と相違が生じ、金融機関との連携処理が正しく行われなかったという。

同社ではプログラムを改修前の状態に戻すことで不具合を解消。対象となる顧客に個別に連絡し、精算して差額の精算や返金を行うとしている。

(Security NEXT - 2020/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「弥生のかんたん開業届」で不具合 - データに他利用者情報
一斉配信メールのヘッダ内に無関係メアド、不具合で - 日本心理学会
確定申告機能に不具合、データが未送信 - 弥生
洋菓子通販サイトで不具合 - 配送先情報を誤表示
注文情報などを異なる顧客へ誤送信 - Yahoo!ショッピング
クラウド請求書「INVOY」、一部利用者情報が閲覧できる状態に
TVerアプリでオプトアウト設定が書き換わる不具合 - データを外部送信
就職情報サイト「マイナビ」、応募者データのDL機能に不具合
全銀システムが復旧、未処理分や12日分の処理も完了
全銀システムで障害、一部銀行で他行宛振込処理が遅延