Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

システム不具合で個人情報が閲覧可能に - 河合楽器

河合楽器製作所は、同社システムにおいて本来閲覧権限のない個人情報が閲覧できる不具合が一時発生したことを明らかにした。

同社によれば、顧客1人の氏名や住所、電話番号、性別、生年月日、メールアドレスが、顧客16人から閲覧可能な状態が発生したもの。このうち1人が実際に閲覧していた。

2月6日15時半過ぎ、顧客が同社管理のシステムにアクセスした際に、他人の情報が表示されたとの連絡があり、問題が判明した。

個人情報を更新した際にプログラムの不具合が生じたことが原因だった。同日16時50分にデータの復旧作業を実施。約1時間後に復旧し、その後正常に稼働しているという。

同社では、個人情報が流出した顧客と、個人情報が閲覧可能だった顧客に経緯を説明、謝罪している。

(Security NEXT - 2025/02/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意