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「SMBv3」の脆弱性判明以降、探索行為が増加

「Windows」において、「SMBv3.1.1」プロトコルの処理に深刻な脆弱性「CVE-2020-0796」が明らかとなった問題で、探索行為と見られるアクセスの増加が観測されている。

警察庁によれば3月11日以降、同庁が設置しているセンサーにおいて、稼働する「SMB」のバージョンを確認するための要求と見られる「SMB2 NEGOTIATE Request」のアクセスが急増したという。

さらに3月13日2時以降は、TCP 445番ポート以外についても同様のアクセスを観測。海外のセキュリティベンダーによる調査なども含まれていた。いずれも探索行為で、悪意あるコードの実行を目的としたアクセスは観測されていないという。

マイクロソフトでは脆弱性の判明を受け、定例外でセキュリティ更新を米時間3月12日にリリース。同庁では早急に対策を講じるよう注意を呼びかけている。

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1センサーあたりで観測したアクセス件数の推移(グラフ:警察庁)

(Security NEXT - 2020/03/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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