JSSEC、IoT利用動向の調査結果を発表 - 「IoTチェックシート」改訂版も
日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)は、「IoT機器」の利用動向についてアンケート調査を実施し、結果を取りまとめた。あわせて「IoTセキュリティチェックシート」の改訂版を公開している。
同調査は、働く20歳から70歳の男女を対象にインターネットで1月に実施したもの。業務でIoTを担当しているか否かにかかわらず、IoTを利用する442人が回答した。
調査結果を見ると、スマート家電や家庭用ロボット、ウェアラブルデバイスなど、IoT機器や関連サービスを家庭で「利用している」との回答は17.6%。23.7%が今後の利用を検討していた。
一方オフィスや工場、車両など職場環境においてIoTを用いた機器やサービスを利用しているとの回答は11.5%。13.0%が利用を検討している。ただし、33.2%は「知らない、わからない」と回答。IoTの担当者ではないため、回答者が把握していない環境でIoTが利用されている可能性もある。
職場においてIoTを通じて収集されているデータは、「設備や機械の稼働データ」が61.1%、「従業員の勤務や作業データ」が57.7%、「顧客の行動や購買データ」が42.1%だった。
(Security NEXT - 2020/02/28 )
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