「情報セキュリティ文化賞」受賞者6名を発表 - 情セ大
またTelecom ISACの設立に携わり、国内外におけるCSIRTの連携や脆弱性情報の共有などに尽力したJPCERTコーディネーションセンターの常務理事である有村浩一氏や、攻撃観測システム「NICTER」をはじめ、セキュリティシステムの研究、開発に貢献した情報通信研究機構でサイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティ研究室室長を務める井上大介氏が選出された。
さらに技術者のスキルマップや学習の指針となるシラバス、脆弱性診断を行うためのガイドライン、安全なウェブアプリを構築する際の要件定義の整備や、「セキュリティ・キャンプ」を牽引するなどセキュリティ分野の人材育成に寄与したトライコーダ代表取締役の上野宣氏、あらたなトレーニング方法である「Micro Hardening」を提供し、企業におけるインシデント対応能力の向上に寄与した川口設計代表取締役の川口洋氏が受賞。
東京都港区において、全国の自治体に先駆けてRPAを導入し、セキュリティに配慮したAI-OCR、多言語AIチャット、AI議事録自動作成支援ツールなど活用した働き方改革の推進など、地方公共団体のICT化や、情報セキュリティの向上に貢献したとして港区総務部情報政策課長の若杉健次氏が選ばれた。
あわせて長年にわたり、産学官公と広く広範なリーダーシップを発揮し、先導的な役割を担ったとして同大名誉教授の林紘一郎氏に「情報セキュリティ文化賞特別賞」が授与される。
(Security NEXT - 2020/02/13 )
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