セキュリティ総務大臣奨励賞の受賞者2名、2団体を発表 - 総務省
総務省は、2024年度における「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」の受賞者を発表した。
同賞は、サイバーセキュリティ分野において顕著な功績を挙げた個人や団体を表彰する取り組み。2017年度に創設された。今年度は個人2名と2団体が選出された。
個人部門では、森・濱田松本法律事務所のパートナー弁護士である蔦大輔氏が受賞した。省庁を横断したサイバーセキュリティ政策に尽力。実務と政策の両面で官民連携を支援し、サイバーセキュリティ向上に貢献した。
またセキュリティ勉強会の活動などに長年尽力したラックの八尾崇氏が受賞。参加者同士の交流に重点を置いた勉強会の運営ノウハウを全国に展開。地域コミュニティの形成や産官学の連携に寄与した。
一方団体部門では、技術面だけでなくビジネス要素も考慮した実践的なセキュリティ競技会「ハードニング競技会」を開催し、技術の向上や意識啓発に貢献した「Hardening Project実行委員会」が受賞。
ヒューマンエラーなど人的側面に焦点を当てた「ユーザブルセキュリティ」の研究普及を推進し、研究コミュニティの形成や研究者交流、研究者育成にも尽力している「ユーザブルセキュリティワークショップ(UWS)運営委員会」が選出された。
(Security NEXT - 2025/03/14 )
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