「Emotet」など複数マルウェア、新型コロナ拡大に便乗 - フィッシングも
災害や事故など、社会的に高い関心が寄せられるトピックに便乗するサイバー攻撃は、これまでも多数確認されており、感染症の話題も悪用されている。
2002年に発生し、2003年に流行したコロナウイルスによる新型肺炎「SARS」のほか、「鳥インフルエンザ」「豚インフルエンザ」といった話題に便乗した攻撃も確認されている。
今回確認されている「新型コロナウイルス」の話題に便乗した攻撃では、すでに複数のバリエーションが確認されているが、国内外における感染動向の変化によって、メールの内容なども変わっていく可能性がある。また模倣犯による攻撃の増加も懸念される。
「新型コロナウイルス」の問題では、感染症に関する誤った情報やデマ、フェイクニュースが出回るリスクも指摘されている。過去には「マドンナが豚インフルエンザに感染した」など、ゴシップ的な内容を用いたスパムが展開されたこともあり、引き続き注意が必要だ。
(Security NEXT - 2020/02/05 )
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