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Windows端末の障害問題に便乗するサイバー攻撃が発生中

CrowdStrike製品のアップデートに不具合があり、Windows端末が起動できない障害が発生した問題で、米当局は同問題の混乱に乗じたサイバー攻撃が確認されているとして警戒するよう呼びかけた。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、同問題に起因した障害が広範囲に発生しており、問題解決に向け関係者と対応を進めていると説明。

同国内の行政機関や重要インフラ事業者、国際パートナーと連携し、影響の評価や修復作業のサポートを行っているという。

また原因については、CrowdStrikeよりアナウンスが行われているとおり、「Falconコンテンツ」の更新による影響であり、悪意あるサイバー攻撃ではないことを強調した。

一方、サイバー攻撃者が今回の問題に便乗し、フィッシング攻撃をはじめ、悪意ある活動を展開していることを確認しているとし、注意を呼びかけた。

組織や関係者に対して、攻撃に警戒し、正規の情報源から得た情報のみを参考にするよう強く求めている。

(Security NEXT - 2024/07/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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