中小企業の1割、Windows 10への移行「考えていない」
2019年12月の時点で「Windows 10」への移行を完了している中小企業は56%とする調査結果をデルが取りまとめた。10%は「特に移行は考えていない」と回答したという。
同社とEMCジャパンが、2019年12月にインターネットでアンケート調査を実施し、結果を取りまとめたもの。従業員が100人未満で、Windowsパソコンを所有する全国の中小企業において、パソコンの決裁権を保有、あるいは選定に関与するIT担当者を対象に実施し、1035人が回答した。

Windows 10への移行状況(グラフ:デル)
9割以上が、IT管理は他業務との兼任で、58%はIT管理に割ける時間は全体の1割程度と回答している。
回答時点における「Windows 10」への移行状況を見ると、完了していると回答した企業は56%だった。「現在移行中」とする15%や、未着手ながら「Windows 7」のサポート終了までに移行を実施する予定とした15%をあわせると86%が移行の意思を示した。
一方10%は「特に移行を考えていない」という。移行しない理由を尋ねたところ、56%が「必要性を感じていない」と回答した。
(Security NEXT - 2020/02/04 )
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