MS月例パッチが公開、脆弱性35件を修正 - 一部ですでに悪用も
マイクロソフトは、2019年最後の月例セキュリティ更新を公開し、CVEベースで35件の脆弱性を修正した。一部でゼロデイ攻撃が確認されている。

MSによるリリースノート
今回のアップデートは、「Windows」や同社ブラウザ「Internet Explorer」をはじめ、「Office」「SQL Server」「Visual Studio」「Skype for Business」の脆弱性へ対処したもの。
今回公表された脆弱性の最大深刻度を見ると、4段階中もっとも高い「緊急」とされる脆弱性が7件、次いで深刻度が高い「重要」が28件、続く「警告」が1件の36件。ただし、このうち「重要」とされる脆弱性「CVE-2019-1489」については、サポートが終了した「Windows XP」の脆弱性であるため、アップデートは用意されていない。
脆弱性によって影響は異なるが、10件の脆弱性に関しては、リモートよりコードを実行されるおそれがある。
あわせて「権限の昇格」「情報漏洩」「サービス拒否」「なりすまし」「改ざん」「セキュリティ機能のバイパス」といった問題へ対処した。
(Security NEXT - 2019/12/11 )
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