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重要インフラ防護でサイバー演習 - 過去最大約5000人が参加

政府は、11月8日に「2019年度分野横断的演習」を実施した。過去最大となる約5000人が参加したという。

同演習は、エネルギーや交通、金融、通信、公共、物流、化学など重要インフラにおける障害対応体制の強化を目指し、2006年より毎年実施しているもので、今回で14回目。

今回は東京、大阪、福岡の3会場にくわえ、各参加組織の職場から約5000人が参加。前回の3000人体制から約2000人増と過去最大規模の実施となった。

東京オリンピック・パラリンピックの会期中を想定した演習シナリオのもと、分野横断的な情報共有体制や、重要インフラ事業者等における事業継続計画を検証した。

開会式には、オリパラ担当大臣でサイバーセキュリティ戦略本部副本部長の橋本聖子氏が出席。同イベントの成功には、万全なサイバーセキュリティ対策が必要で、関係機関の密な連携が必要不可欠とし、演習の重要性を強調した。

(Security NEXT - 2019/11/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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