Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

返信用メアドを誤通知、子どもの個人情報が流出 - 岐阜県

「森のようちえん全国交流フォーラムinぎふ」の実行委員会事務局が、参加者との連絡の際、返信用のメールアドレスを誤って伝えたことで、個人情報が流出したことがわかった。

共催者である岐阜県によれば、10月13日に託児を希望する参加者48人に対し、子どもの個人情報を提出するよう求めたメールにおいて、返信用のメールアドレスを誤って記載。個人情報が無関係のメールアドレスに送信された。

流出したのは、子ども31人分の個人情報で、氏名や電話番号、性別、生年月日、血液型、身長、体重、既往歴などが含まれる。

同月26日、受信者から事務局に対し返信用メールアドレスの誤りについて指摘があり問題が判明。同日中に対象の受信者に対し、メールで謝罪した。

誤った送信先にもデータの削除を依頼するために連絡を取っているが、11月1日の時点で返信はないという。

(Security NEXT - 2019/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

委託先でメール誤送信、講座受講者のメアド流出 - 神奈川県
遠隔アクセス用サーバ経由で侵入、個人情報流出の可能性も - サカタのタネ
顧客管理システムの開発委託先で侵害 - 日産ディーラーの個人情報が流出
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
スポーツ教室申込者への案内メール、2度にわたり誤送信 - 桐蔭横浜大
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル