神戸大関係者装うマルウェアメールに注意 - 返信メールを演出
神戸大学は、同大関係者を装い、マルウェアを送りつけるメールが出回っているとして注意を呼びかけている。
同大によれば、10月11日ごろから同大関係者をかたるメールが確認されているもの。メールアドレスは異なるものの、差出人を同大関係者になりすましていた。
問題のメールは「返信メール」を偽装。「Re:」からはじまるメールの件名にくわえ、英語や日本語で記載されたメールの本文には、過去に実際にやり取りされたメールの内容を記載しているケースもあるという。
マルウェアを含む「Wordファイル」が添付されており、同ファイルを開かせるため、過去にやり取りがあった知り合いからのメールを演出していると見られる。
同大では、同大関係者からメールを受信した際、送信者と面識がある場合でも慎重に対応するよう求めている。
類似した手口としては、大阪大学の関係者を装うケースも確認されている。同様の手口で別の組織になりすます可能性も高く、注意が必要だ。
(Security NEXT - 2019/10/30 )
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