生活で約6割が「個人情報漏洩」に不安 - ネット調査
現在の生活において、「個人情報の漏洩」に約6割が不安を感じているとの調査結果がまとめられた。女性がより不安に感じているという。
日本リサーチセンターが、8月7日から12日にかけてインターネット調査を実施し、結果を取りまとめたもの。18歳から79歳までの男女1200人が回答。「不安」「やや不安」と回答した人の合計を「不安スコア」とみなして統計をまとめた。
「個人情報の漏洩」は60.8%。男女差が見られ、不安を感じている男性が53.5%だったのに対し、女性は68.0%と14.5ポイント上回った。
また今回の調査では、「個人情報の漏洩」をはじめ、現在の生活における23項目の不安についても調査を実施している。
「高齢者ドライバーによる交通事故」「自然災害、異常気象」の不安スコアが7割を超えるなど目立つものの、60.8%だった「個人情報の漏洩」も7番目と上位に入った。「人口減少、過疎化(52.9%)」「人手不足(45.9%)」「貿易戦争(44.3%)」などより多い割合となっている。
不安を感じる割合が高かった上位10項目は以下のとおり。
1位:高齢者ドライバーによる交通事故(71.5%)
2位:自然災害、異常気象(70.1%)
3位:年金問題(65.3%)
4位:自身の健康、体力(64.1%)
5位:凶悪事件(63.5%)
6位:介護(62.5%)
7位:個人情報の漏洩(60.8%)
8位:消費税の増税(60.4%)
9位:自身の所得(60.3%)
10位:原発問題(53.3%)
(Security NEXT - 2019/10/24 )
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